最近何もやる気が起きないので、息子の小説コレクションから一冊借りて読んでみました。いつの間にか本棚の小説もだいぶ増えていて、どれを読もうか迷いましたが、選ぶのも面倒だったので、ぱっと目についた「老人と海」にしました。
題名や表紙の絵のイメージから、どこかの国の海辺の街を舞台にした、ほのぼのとした物語を勝手にイメージしていましたが、年老いて体力も衰えた老人が、それでも気持ちだけは持ち続け、大魚と孤独な戦いを繰り広げる壮絶なストーリーでした。
終始静かな展開の中に、時の流れや衰えの葛藤と、その現実を冷静に受け入れた先にある潔さが、今の自分にはとても響く一冊でした。息子とヘミングウェイに感謝。
メモ
・いつから自分はこんなに腰が低くなったんだ、などと気にやんだりはしない。が、そうした変化は分かっていて、それが別に恥ずかしいことだとも、面目にかかわることだとも思ってはいなかった。
・アフリカの夢を見た。どこまでものびる黄金色の浜辺、高い岬と雄大な褐色の山々。
・いつから独り言を洩らすようになったのか。昔はよく歌を口ずさんだものだ・・・いまは迷惑をかける相手もいない。
・日が暮れるまで、あと二時間。おれはまったくへこたれていない。
・実は辛さが少し薄らいだにすぎないが、楽だと思うことにした。
・余計なことは考えるな。目下のことに集中するんだ。
・歳を取ったら一人でいるのはよくない。が、それも人の運命だ。
・漁師になったのは間違いだったか、と一瞬弱気になって、いや漁師に生まれついたこそのおれだろうがと、思い直す。
・老人は静かに言った。こうなったら、俺はくたばるまで付き合うぞ。
・老人は鳥に訊いた。初めての長旅かい?
・空を見ると、アイスクリームを盛り上げたような積雲が浮かんでいた。
・老人はかなり疲れがたまっていて、日暮れが近いことも分かっていた。そうだ、何かべつのことを考えよう。
・そう。あの子がいてくれりゃ。
・だが、人間ってやつ、負けるようにはできちゃいない。叩き潰されることはあっても、負けやせん。
・あれこれ考えるなよ、じいさん。このまま進んで、いざとなれば受けて立ちゃいいんだ。
・全てが夢だったら、どんなによかったか。
・もう魚を見たくなかった。
・運が売っているところがあるなら、ちょっとばかし買い取りたいもんだ。
・いざやられてしまうと、気楽なもんだな。で、おれは何にやられたのか。そんなものはない。
・早く治ってくれないと困るんだ。教わりたいことがたくさんあるし、おじいさんは何でも教えてくれるんだから。ねえ、どれくらい苦しいことがあったの。
・うつ伏せになったままの老人を少年がそばに座って見守っていた。老人はライオンの夢を見ていた。
十兵衛からの景色

十兵衛の明太パスタリピート(2倍盛り)

3時間も並んで買った何とかドーナツ

106組待ち

悔しいけど美味しかった

ようこそ
